皆さんこんにちは。
スマモルの寺田です。
夏も終わりを迎えていますが、皆様夏を楽しめましたでしょうか。
私が高校生ぐらいのころは友達と部活終わりによく泳ぎに行ったものですが、
都会の子たちは、近くに泳げるような場所がないので、どう楽しんでいるんだろうと思うこの頃です。
そういえば、10年ぐらい前は夏になると「心霊番組」がよくテレビで流れていた印象があります。
怖いのはめちゃめちゃ苦手でしたが、怖いもの見たさでなんだかんだ見てしまうんですよね。
で幽霊が映るタイミングで他のチャンネルに替えて、少し時間を空けてまた心霊番組にチャンネルを変えて…(笑)
逆に時間を空けて見るとタイミング悪く幽霊が映っている時で驚いたり。
怖がりの心霊番組を見るあるあるではないでしょうか。
最近は、耐性がついてそういったものを見るのは慣れてきましたが
急にでてくると今でもドキッとしますよね。
さて、そのつながりで今回は「心理的瑕疵物件」についてお話していきます。
まず瑕疵の意味ですが
瑕疵は、欠陥、傷、問題という意味で不動産業界では使われます。
さらに心理的瑕疵と言いますと。
皆様の理解として物件の中、周囲で人が亡くなっている、〇されている、幽霊がでるが一般的な理解だと思いますが
この心理的瑕疵には、嫌悪施設が近くにあるも含まれています。
例えば、暴力団施設、墓、原子力発電所、刑務所ですね。
精神的に、心理的に問題のある物件に対して「心理的瑕疵物件」と言います。
ここでは一般的な理解の方で話を進めさせて頂きます。
この言葉、最近テレビ、YOUTUBEでこの言葉を聞くようになった方も多いかと思います。
芸人の松原タ〇シさんが事故物件に住んでみたり、また「怖い間取り」なんて映画も出ていますよね。
またそういった媒体から、不動産会社は心理的瑕疵のある物件に対して誰かひとり住まわせてしまえば
次の入居者には心理的瑕疵を告げなくても問題にならないと皆様に伝わっていると感じます。
確かに裁判所の判例でも自〇のあった物件に対して
「事件のあった次の入居者には告知義務はあるが、また新たな入居者が賃貸する場合には告知義務はない」
といった判例もあります。
そう考えると不動産屋さんも告知する義務もないですから実は
今住んでいる物件は、むかーしの入居者さんが物件の中で…
なんてことも。
もしかしたら、そんな物件に住んでいる方もいるかもしれません。
しかし大多数の会社様は、事前に問題が分かっていればお客様にお伝えします。
万が一があって後から揉め事になるのはどちらにとっても不利益しかありませんので。
またどうしても不安であれば、不動産会社や担当者に
「事故物件ですか?」と聞いていただくのも良いかと思います。
心理的瑕疵があるのに、ないとお伝えすると会社、担当の落ち度ですよね。
担当も正確な情報をお伝えするために、資料やオーナー様から頂いている情報を基に教えて頂けます。
問題がわかっていればあとからの揉め事を避けたいのでわかっている範囲で教えてくれる
が結論です。
(調査しても本当にわからない場合や、資料がない場合、個人の心理的瑕疵に対する感受性が高い場合もありますので
心理的瑕疵が100%ない物件ですなんて言えませんが…。)